中国からアメリカへのElf Bar(EB Design)の輸出を規制

 2023年5月、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、中国や韓国からアメリカに輸出されてくるニコチンベイプElf Bar(EB Design)Esco Barを無許可のタバコ製品であるとして「輸入品のレッドリスト」に登録し、税関で取り締まるように命じた。


  • レッドリストの登録業者

 このレッドリストには輸出業者も登録されており、Elf Bar(EB Design)のオーナーであるIMiracleを含む、中国の輸出業者6社等が登録されている。また、Esco Barについても、中国の輸出業者6社等が登録されている。レッドリスト登録の理由としてFDAたばこ製品センター(CTP)は、「これらの会社は、販売許可を得ずにElf Bar(EB Design)を製造・輸出している可能性がある」としている。


  • 輸出品の取り締まり方法

 このレッドリストに記載された輸出品のタバコ製品は、中身の検査をすることなく取り締まることができるタバコ製品がレッドリストに記載されたものと同一製品であるかどうか確信が持てない場合は、FDAタバコ製品センター(CTP)に相談するよう記載がある。


  • 今回の規制の根拠と問題点

 今回の規制は「FDA(アメリカ食品医薬品局)が販売を許可していないため違法である」ことを根拠としています。しかし、FDAはこれまで、販売前の申請(PMTA)途中のタバコ製品が市場に出回ることを許可してきました。そのため、FDAに販売前申請を出している製品の中で、Elf Bar(EB Design)とEsco Barだけを一方的に規制対象にしても良いのか、ということが問題点としてあげられます。


 あるElf Bar(EB Design)の販売業者によると、FDAが合成ニコチン製品の販売前申請を認可した時期に、Elf Bar(EB Design)とEsco Barがともに販売前申請をしていたことが分かっています。そして、FDAは輸入規制について訴訟される可能性が高いと述べています(Vaping360より)。


 また、米ニコチンベイプ製造業者組合のディレクターであるグレゴリー・コンリー氏は「最高裁判所や議会が介入しない限り、FDAは、ニコチンベイプの業者側といたちごっこを続けるだけだろう 。恣意的に規制対象を選んでいるが、これは長期的な視点に欠けている。」と述べています。


  • FDAの規制の背景

 FDA(アメリカ食品医薬品局)がなぜElf Bar(EB Design)を規制対象にしているかですが、これはタバコ規制団体・アメリカの民主党議員・タバコ会社等からなる反タバコ団体が1番人気のあるニコチンベイプを規制するようFDAに圧力をかけているからです。


出典(https://vaping360.com/vape-news/124161/fda-orders-elf-bar-and-esco-bar-imports-detained/
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